令和 3年 12月
定例会 令和3年12月
湖南市議会定例会会議録 令和3年11月30日(火曜日)開議1.
議事日程 第1.
会議録署名議員の指名 第2.会期の決定 第3.
議案の上程(
提案説明) 承認第4号及び
議案第74号から
議案第88号まで(
市長提出)1.
会議に付した事件
日程第1.
会議録署名議員の指名
日程第2.会期の決定
日程第3.
議案の上程(
提案説明) 承認第4号及び
議案第74号から
議案第88号まで(
市長提出)1.
会議に出席した議員(18名) 1番
柴田栄一君 2番
中土翔太君 3番
副田悦子君 4番
細川ゆかり君 5番
川波忠臣君 6番
松井圭子君 7番
奥村幹郎君 8番
堀田繁樹君 9番
赤祖父裕美君 10番
藤川みゆき君 11番
大島正秀君 12番
上野顕介君 13番 望月 卓君 14番
永田誠治君 15番
加藤貞一郎君 16番
松原栄樹君 17番 森 淳君 18番
菅沼利紀君1.
会議に欠席した議員 なし1.
会議に出席した
説明員 市長
生田邦夫君
教育長 松浦加代子君
代表監査委員 渡邊悦夫君
委任説明員 総合政策部長 山元幸彦君
総合政策部次長 森村政生君
総務部長 井上俊也君
総務部次長 西田章彦君
市民生活局長 植西正彦君
健康福祉部長 蒲谷律子君
健康福祉部理事 服部昌美君
健康福祉部次長 今井 操君
子ども家庭局長 中村聡子君
都市建設部長 西村 正君
都市建設部理事 奥村 裕君
都市建設部次長 竹内範行君
環境経済部長 加藤良次君
環境経済部次長 東峰一馬君
上下水道事業所副所長
加藤善彦君
会計管理者 岸村 守君
教育部長 西岡嘉幸君
教育部次長 加藤明美君1.議場に出席した
事務局職員 局長
岡田正彦君 議事課長 山岡展也君 主事
岩廣ひかる君
△
議長挨拶
○
議長(
菅沼利紀君) おはようございます。 先日の
湖南市議会一般選挙を経て、新しい体制になって初めての
定例会となります。
皆様方が訴えてこられたこと、そして
市民の
皆様方から聞かされていることをしっかりと胸に持ちながら、アドマイア型の
合意形成にご尽力いただけたらなと思います。
新型コロナウイルスが初めて発見された、それが2年前のちょうどこれぐらいになるのかなというように思います。それぞれの中で毎日本当に手探りの中、不安に毎日を過ごされてきたことではないかなと思っております。
一つ光明ができました。劇的な減少を今、迎えております。これはひとえに
医療従事者の
皆様方、そして、市では市長をはじめ諸関係の
皆様方がワクチンを積極的に展開していただいて、
市民の
皆様方の今の安心・安全を確保してくれたんだなと改めて感謝を申し上げたいなと思います。 しかしながら、先日から
オミクロン株という新しい変種が発生しているとWHOの中でも発表されております。正直な正体は分からないんですけれども、これがどういった傾向で感染していくのか、どれぐらいの強さを持っている
ウイルスなのか、そういったことがこれから解明されますけれども、我々は我々、
市民が今、平穏に暮らしておれるこの環境を、基本的な
感染対策を実施しながら、この環境を守り続けられたらなと思っております。ぜひとも12
月議会においてもその部分は決して緩めることなく挑んでまいりたいと思っておりますので、
皆様方のご協力を賜りますように挨拶に代えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
議長(
菅沼利紀君) それでは、開会に先立ち、
市民憲章の唱和を行います。
皆様、ご起立をお願いいたします。 それでは副
議長、よろしくお願いします。
◆副
議長(
上野顕介君) 前文を読み上げますので、引き続きご唱和ください。 (
湖南市
市民憲章朗読)
○
議長(
菅沼利紀君) ご着席ください。
△開会 午前9時33分
○
議長(
菅沼利紀君) ただいまの
出席議員は18人です。定足数に達しておりますので、これから
令和3年12月
湖南市議会定例会を開会いたします。 なお、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスクを着用することとします。 直ちに本日の
会議を開きます。 本日の
議事日程をお手元に配付しておきましたからご了承願います。
日程に先立ち、諸般の報告をします。
監査委員から
令和3年9月分の
例月出納検査の結果についての報告がありましたので、その写しをお手元に配付しておきましたからご了承願います。 次に、今
定例会期間中の
説明員として出席を求めた者の職・氏名の
一覧表をお手元に配付しておきましたからご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。 続きまして、市長の挨拶を行います。 市長。
◎市長(
生田邦夫君) 登壇
令和3年12
月定例会の招集にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。 議員の
皆様におかれましては、市政の運営に対してご理解とご協力をいただいておりますことを御礼申し上げます。 先頃行われました
市議会臨時会において
議会内人事が決定され、新たな体制で出発されること、心よりお喜び申し上げます。今後とも丁寧に議論を重ねて、
市民の皆さんの幸せを追求する政治を実現していきたいと念願しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 現在、
令和4年度の
予算編成を行っており、各部署からの
予算要求を精査しており、次の3
月議会に
皆様にお諮りさせていただきたいと思います。私が最初から関わらせていただく初めての
予算になりますので、大変厳しく見させていただいておりますが、市の
財政状況は
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、大変不安定な状況にあります。したがいまして、
予算編成後に
皆様からのご要望を頂いてもお応えできないと思いましたので、この
編成期間中に会派の要望をお伺いさせていただきました。ご要望の中では特に道路の
維持管理についての要望が多いと感じられましたので、
道路管理者として適正に
管理できるよう努めてまいりたいと思います。 市内の
ハード事業においては、県や国が管轄し、着手されていない
事業もたくさんありますので、県や国、
関係機関と連携を密にして進めてまいりたいと思います。 また、
新型コロナウイルス感染症の
流行期における
緊急事態宣言下では、人々に
外出制限を行う措置がされ、
社会活動、
外出等を制限され、
行政の手続もままならない、今まで経験したことのない状況に遭遇し、新しい
生活様式の実践を余儀なくされました。今、国を挙げてマイナンバーカードの普及や
行政手続等を
電子申請で行えるよう
デジタル化に取り組んでおり、不測の状況でも自宅から手続が行えるような
環境整備が行われております。 また、一方では、国内外で頻繁に発生している
気象災害は、深刻な
地球温暖化が影響しているものといわれており、政府は2050年までに
温室効果ガスの排出をゼロとするカーボンニュートラルを目指すことを宣言されています。この宣言の下、自治体や企業はもとより、私たち一人一人の生活においても脱炭素に向けた積極的な取組が求められております。取り組まなければならないことはたくさんあるのですが、
予算や人員には限りがございますので、効率的、効果的に活用するためにどうしていくかをしっかりと考えていきたいと思います。 さて、昨年11月に就任しましてから1年がたち、この間、一体このまちはどんな状況なのか、現場を中心に見てまいりました。ずっと言ってきておりますが、
行政の力は落ちています。このまちに安心して住み続けるためには、
行政の手が届きにくいところをどうしていくのか、その答えとしては、たくさんの人の力をお借りしなければ進めていけない時代が来ているのではないでしょうか。
地域で抱える課題は
地域によって異なります。
子どもの多い
地域、少ない
地域、
高齢者の多い
地域、若い人が多く住む
地域、
外国籍住民が多い
地域などの
人口構成状況や、
地域が立地する状況などで課題の内容もいろいろと違っていると思います。私が申しております小規模多
機能自治とは、これらの
地域課題をその
地域で洗い出し、解決していくために行動を起こしてもらうという考えの下、
まちづくりを展開していただくというものであります。それは例えば
子どもの見守りや防犯、防災、
健康増進、
各種イベント、
地域の
清掃活動や
広報活動などに加えて、
高齢者の
移動支援、医療や
介護等福祉に関わる支援をし、
地域で安心・安全な
生活基盤を築いてもらうという取組で
地域で課題を解決していく力を養っていただき、
行政と協働していくという形が必要となってきていると感じております。 最後に、庁舎に関することですが、旧
議会において新しく庁舎を建て替えるという方向づけをご承認いただいているということが現在も有効であるということは尊重しております。そのうえで庁舎問題についてもう一度
皆様と考えたいということを、さきに行われました
臨時議会の場で申し上げました。
新型コロナウイルス感染症の流行によって人と人との関わり方にも変化が生じ、
行政の施策や
仕組みも変化が求められています。
安全面への配慮や、
高齢化社会が進む中で、できるだけ庁舎に来なくても手続ができるような
仕組みや
組織づくりが必要だと考えており、この枠組みの中で本当に必要とされる建物はどんな建物なのかを想像しなければならないと思っております。このまち全体をどうするのかという展望に立って、必要とされる建物を整備したいという思いです。この問題は
一般質問でもお聞きくださっておりますので、私の庁舎に対する思いについては改めてその場でご
説明させていただきたいと考えております。 今申し上げました課題について、職員はもとより、
地域まちづくりの在り方、そして
議会の
皆様に対し今までの
方向性や考え方を改めて
見直しをお願いするようなことになりますことから、丁寧な
説明を重ねて
皆様にご理解いただけるよう努めてまいります。 なお、9月
定例会開会から本日までの
行政報告につきまして別添、別に添付ですが、についてのご報告とさせていただきます。今
議会には
条例の
制定改正、
補正予算などをご提案してまいりますほかに、
指定管理者の
指定について提案してまいりますので、どうか慎重にご審議いただきますようお願い申し上げまして、招集にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。
△
日程第1.
会議録署名議員の指名
○
議長(
菅沼利紀君)
日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定によって、3番、
副田悦子議員、および4番、
細川ゆかり議員を指名します。
△
日程第2.会期の決定
○
議長(
菅沼利紀君)
日程第2.会期の決定を議題といたします。 お諮りします。 本
定例会の会期は本日から12月21日までの22日間にしたいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
菅沼利紀君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月21日までの22日間に決定しました。
△
日程第3.
議案の上程(
提案説明)
○
議長(
菅沼利紀君)
日程第3.
議案の上程を行います。 承認第4号
専決処分の承認を求めることについて(専決第4
号令和3年度
湖南市
一般会計補正予算(第8号))および
議案第74号
湖南市
教育に関する事務の
職務権限の特例に関する
条例の
制定についてから
議案第88号 字の区域および名称の変更についてまでの15
議案を一括上程し、議題とします。 順次、
提案者の
説明を求めます。 市長。
◎市長(
生田邦夫君) 登壇 それでは、最初に承認第4号
専決処分の承認を求めることについての
提案理由をご
説明申し上げます。 承認第4号
専決処分の承認を求めることについて(専決第4
号令和3年度
湖南市
一般会計補正予算(第8号))については、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている
子育て世帯を支援する取組といたしまして、18歳までの
子ども1人に対して5万円を支給するもので、4億7,181万4,000円の
予算を計上するものであります。このことによりまして、
歳入歳出予算の総額につきましては、
歳入歳出それぞれ229億5,892万6,000円となっております。 この
補正予算につきましては、
子ども・
子育て支援を推進するもので、
年内支給を目指して取り組むこととし、緊急を要したことから、
地方自治法第179条第1項の規定に基づく
専決処分を行いました。 以上、よろしくご審議のうえ、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、
議案第74号から
議案第88号までの
提案理由を
説明申し上げます。 まず、
議案第74号
湖南市
教育に関する事務の
職務権限の特例に関する
条例の
制定については、
教育に関する事務のうちスポーツ、文化に関する事務を市長が
管理するおよび執行するため、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第1項に基づき
条例を
制定するものであります。 次に、
議案第75号
湖南市こころの
街角サロンいしべ
宿駅設置条例の一部を
改正する
条例の
制定については、
施設の
管理を
指定管理者に行わせる場合において、
利用料金を
指定管理者の収入とし収受させるため、
条例の一部を
改正するものであります。 次に、
議案第76号
湖南市
税条例の一部を
改正する
条例の
制定については、
地方税法および
地方税法施行令の
改正または
産業競争力強化法などの一部が
改正されたことに伴い、
条例の一部を
改正するものであります。 次に、
議案第77号
湖南市
地域総合センター条例の一部を
改正する
条例の
制定については、
地域総合センターを
集約化することとし、
湖南市
柑子袋会館および
湖南市
岩根会館を廃止するため、また幅広い
事業展開を可能とするため、
条例の一部を
改正するものであります。 次に、
議案第78号
湖南市
国民健康保険条例の一部を
改正する
条例の
制定については、
健康保険法施行令等の
改正に伴い、
出産育児一時金の
支給額を改めるため、
条例の一部を
改正するものであります。 次に、
議案第79号
湖南市
下水道条例の一部を
改正する
条例の
制定については、本
条例の罰則による過料および
指定工事店登録手数料の
更新登録については
湖南市
水道事業給水条例との、また、再
交付手数料の
標示板については
湖南市
下水道排水設備指定工事店規程との整合を図るため
条例の一部を
改正するものであります。 次に、
議案第80号
令和3年度
湖南市
一般会計補正予算(第9号)は、
歳入歳出予算から2,465万6,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ229億3,427万円とするものであります。 次に、
議案第81号
令和3年度
湖南市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、
歳入歳出予算に2億7,846万2,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ51億1,635万6,000円とするものであります。 次に、
議案第82号
令和3年度
湖南市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第2号)は、
歳入歳出予算それぞれ変わらず、歳出において
総務費を21万8,000円減額し、
医業費を21万8,000円増額するものであります。 次に、
議案第83号
令和3年度
湖南市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、
歳入歳出予算に105万7,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ10億1,071万2,000円とするものであります。 次に、
議案第84号
令和3年度
湖南市
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、
歳入歳出予算から619万9,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ38億6,964万3,000円とするものであります。 次に、
議案第85号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、
人権擁護委員9人のうち1名が任期中に死去されたことに伴い、委員に欠員が生じたため、後任として諏訪 誓氏を推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により
議会の意見を求めるものであります。諏訪 誓氏は、市内の寺院において昭和61年から僧侶、平成22年からは住職として長年
地域の方と接しておられ、
地域社会に深く関わりを持っておられます。また、平成24年から平成30年まで
湖南市
社会教育委員を3期務められたほか、市内の
社会福祉法人の
評議員も務められるなど、周囲から厚い信頼を寄せられており、
子どもや障がい者をはじめとする
人権に関わる経験をお持ちであります。
人権に対する深い理解に加えて、
地域での信頼も厚く、
人格識見の高い諏訪 誓氏を
人権擁護委員候補者として推薦するものであります。 次に、
議案第86号
指定管理者の
指定については、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、市の
公共施設について
指定管理者を
指定することにつき
議会の議決を求めるものであります。 次に、
議案第87号
湖南市
人権総合計画の策定については、
湖南市
人権擁護総合計画、
湖南市
同和対策基本計画、
湖南市
人権教育推進計画および
湖南市
人権・
同和福祉計画の
計画期間が終了したことから、各
計画の取組を統合的かつ一体的に進めるため、4つの
計画を統合した
湖南市
人権総合計画の策定を行うものであります。 最後に、
議案第88号 字の区域および名称の変更については、日枝の
土地区画整理事業の
換地処分に伴い、
岩根字月出および
岩根字ワンワン山の一部の区画、面積8万8,550.35平方メートルの土地について、「
日枝山手台二丁目」、「
日枝山手台三丁目」および「日枝あおい」に字の区域および名称を変更することについて、
地方自治法第260条第1項の規定により
議会の議決を求めるものであります。なお、実施時期は
令和4年3月19日を予定しております。 以上につきましてそれぞれ担当から
補足説明をいたしますので、よろしくご審議のうえご決定賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
菅沼利紀君) 続いて、各部長から
補足説明を求めます。
総務部長。
◎
総務部長(
井上俊也君) それでは、
総務部所管に係る
提出議案について
補足説明を申し上げます。 まず、
議案第80号
令和3年度
湖南市
一般会計補正予算(第9号)につきましては、
歳入予算の主な
補正内容といたしまして、
増額補正として、
国庫支出金において
障害者自立支援給付費負担金3,653万9,000円、
県支出金において
農業農村基盤整備事業における
防災重点ため池耐震工事実施計画策定に伴う
農村地域防災減災事業補助金7,000万円等を計上させていただいております。 一方、
減額補正としては、
県支出金において
地域密着型サービス施設等整備費補助金6,720万円、基金の
繰入金において
財政調整基金からの
繰入金1億2,632万1,000円等を計上させていただいております。 次に、
歳出予算の主な
補正内容といたしましては、
増額補正として障がい
福祉事業に係る障がい
福祉サービス費6,912万5,000円、障がい
児通所給付費等3,003万2,000円、
農業農村基盤整備事業における
防災重点ため池耐震工事実施計画策定に伴う
調査業務委託7,000万円、基金への積立として
財政調整基金への積立620万円等を計上させていただいております。 一方、
減額補正としましては、
老人福祉施設助成事業における
地域密着型サービス施設等整備費補助金6,720万円、
甲賀広域行政組合への
消防関係負担金1,939万4,000円、
公債費において利率の
見直し等を行ったことによる
長期債利子2,063万5,000円等を計上させていただいております。また、
繰越明許費、
債務負担行為の
補正および
地方債の
補正につきましても今回の
補正予算で計上させていただいております。 次に、
議案第86号
指定管理者の
指定については、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、市の
公共施設について
指定管理者を
指定することにつき
議会の議決を求めるものでございます。今回の
対象施設である
湖南市
東海道石部宿関連施設につきましては、
湖南市公の
施設の
指定管理者制度導入基本方針に基づき、公募により選定を行っております。選定にあたりましては、
湖南市公の
施設に係る
指定管理者の
指定手続等に関する
条例の規定に基づき、去る
令和3年10月20日に開催されました
湖南市
指定管理者候補者選定委員会において
申請者から提出された
団体概要書、
管理運営業務に係る
事業計画書、
収支計画書等による
説明を受け、
湖南市の
指定管理者候補者選定基準に基づく審査結果により
指定管理者候補者を選定したものでございます。なお、
指定の期間につきましては、
令和4年4月1日から
令和7年3月31日までの3年間とさせていただいております。
総務部所管に係る
提出議案についての
補足説明は以上でございます。
○
議長(
菅沼利紀君)
市民生活局長。
◎
市民生活局長(
植西正彦君) それでは、
総務部市民生活局所管に係る
提出議案について
補足説明を申し上げます。 まず、
議案第76号
湖南市
税条例の一部を
改正する
条例の
制定については、
地方税法および
地方税法施行令の
改正、また
産業競争力強化法等の一部
改正に伴い、所要の
改正を行うものでございます。
改正内容につきましては、
住民税の
非課税限度額の
算定基準の判定に用いる
扶養親族の範囲について、留学により非
居住者となった者や障がい者などを除き、30歳以上70歳未満の
国外居住親族については
対象外とするものでございます。なお、本
改正は
令和6年度以降の
住民税について適用いたします。 また、
寄付金税額控除において、
独立行政法人への寄付について、
寄付金の使途が
出資業務に限定して募られた
寄付金については控除の
対象外とするものです。なお、本
改正は
令和4年度以後の
住民税について適用いたします。 また、このほか
中小企業が
設備投資を通じて
労働生産性の向上を図ることを支援する
固定資産税の
特例措置について、
産業競争力強化法等の一部を
改正する等の法律の施行により
生産性向上特別措置法が廃止され、
先端設備等導入制度関係の規定が
中小企業等経営強化法に移行されたことに伴う
改正でございます。 次に、
議案第77号
湖南市
地域総合センター条例の一部を
改正する
条例の
制定については、老朽化している
湖南市
柑子袋会館および
湖南市
岩根会館について当初の
設置目的を一定達成できたと考えられることから
用途廃止をし、市内に5館ある
地域総合センターの
集約化を図るため、名称および位置に関する規定について所要の
改正を行うものでございます。 また、運営を続ける
地域総合センターについてより幅広い
事業展開を可能とするため、
事業に関する規定を見直すとともに、
使用料に関する規定について所要の
改正を行うものでございます。 最後に、
議案第87号
湖南市
人権総合計画の策定については、市の
人権擁護施策は、
湖南市のあらゆる
差別撤廃と
人権擁護を目指す
条例の
具体化を図るため、
人権擁護総合計画、
同和対策基本計画、
人権教育推進計画、
人権・
同和福祉計画の4つの
計画に基づき取組を進めてまいりました。4つの
計画期間が終了しましたので、各
計画の取組を統合的・一体的に進めるため、新たに策定する
湖南市
人権総合計画について議決を求めるものでございます。
総務部市民生活局所管に係る
提出議案についての
補足説明は以上でございます。
○
議長(
菅沼利紀君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
蒲谷律子君) それでは、
健康福祉部所管に係る
提出議案について
補足説明を申し上げます。 まず、
議案第78号
湖南市
国民健康保険条例の一部を
改正する
条例の
制定については、
令和4年1月1日から
産科医療保障制度の掛金が1万6,000円から1万2,000円に4,000円引き下げられることとなりました。このことについて、社会保障審
議会医療保険部会の議論の整理において、少子化対策としての重要性を鑑み、
出産育児一時金等の支給総額を現行の42万円で維持すべきとされたため、
健康保険法施行令等で
出産育児一時金等の
支給額を40万4,000円から40万8,000円に4,000円引き上げる
改正が行われました。この
改正に伴い、
湖南市
国民健康保険条例の
出産育児一時金の額について所要の
改正を行うものでございます。 次に、
議案第81号
令和3年度
湖南市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、
歳入予算の主な
補正内容は、
県支出金を2億7,846万2,000円増額するものでございます。
歳出予算の主な
補正内容は、一般被保険者療養給付費を1億9,794万4,000円、一般被保険者高額療養費8,051万8,000円をそれぞれ増額するものでございます。 次に、
議案第82号
令和3年度
湖南市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第2号)につきましては、
令和3年9月末日で正規職員が退職したため、
総務費から人件費を273万円減額し、会計年度任用職員を補充するにあたり報酬等を251万2,000円、また
医業費を21万8,000円それぞれ増額するものでございます。 次に、
議案第83号
令和3年度
湖南市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、
歳入予算の主な
補正内容は、諸収入を105万7,000円増額するものでございます。
歳出予算の主な
補正内容は、償還金及び還付金を105万7,000円増額するものでございます。 最後に、
議案第84号
令和3年度
湖南市
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、
歳入予算の主な
補正内容は、
国庫支出金を367万8,000円、
県支出金を175万9,000円、一般会計
繰入金を172万9,000円それぞれ減額するものでございます。
歳出予算の主な
補正内容は、保険給付費を179万9,000円増額し、
地域支援
事業費を802万8,000円減額するものでございます。また、
債務負担行為につきましても今回の
補正予算で計上させていただいております。
健康福祉部所管に係る
提出議案についての
補足説明は以上でございます。
○
議長(
菅沼利紀君)
環境経済部長。
◎
環境経済部長(
加藤良次君) それでは、環境経済部所管に係る
提出議案について
補足説明を申し上げます。
議案第75号
湖南市こころの
街角サロンいしべ
宿駅設置条例の一部を
改正する
条例の
制定については、いしべ宿駅の
使用料について、
指定管理者の自主的な経営努力を促し、利用の活性化と
市民サービスの向上を図るため、
利用料金制を導入するよう所要の
改正を行うものでございます。 環境経済部所管に係る
提出議案についての
補足説明は以上でございます。
○
議長(
菅沼利紀君)
都市建設部理事。
◎
都市建設部理事(奥村裕君) それでは、
上下水道事業所所管に係る
提出議案について
補足説明を申し上げます。
議案第79号
湖南市
下水道条例の一部を
改正する
条例の
制定については、本
条例の罰則による過料および
指定工事店登録手数料の
更新登録については
湖南市
水道事業給水条例の過料および手数料と比較して金額に乖離があることから、本
条例に規定する過料および
更新登録の金額をそれぞれ改めるものでございます。また、再
交付手数料の
標示板については、平成28年度から施行されております
湖南市
下水道排水設備指定工事店規程において、
指定工事店の
指定をした者に対し
標示板を交付していないことから、本
条例に規定する再
交付手数料の
標示板の項目を削除するものでございます。
上下水道事業所所管に係る
提出議案についての
補足説明は以上でございます。
○
議長(
菅沼利紀君)
提案理由の
説明は終わりましたが、ただいま
説明のあった各
議案のうち、
議案第74号
湖南市
教育に関する事務の
職務権限の特例に関する
条例の
制定については、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第2項の規定により、「
議会は、議決をする前に、
教育委員会の意見を聞かなければならない。」となっております。 お諮りします。 この手続は文書をもって
教育委員会に照会し、回答を求めることにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
菅沼利紀君) 異議なしと認めます。したがって、この手続は文書をもって
教育委員会に照会し、回答を求めることに決定しました。 この照会文書の内容については、正副
議長にご一任願います。 ただいま上程されました
議案に対する質疑の通告につきましては、12月1日の正午までに提出してください。 以上で本日の
日程はすべて終了しました。 お諮りします。 明日12月1日から12月6日までの6日間は
議案熟読調査のため休会にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
菅沼利紀君) 異議なしと認めます。したがって、12月1日から12月6日までの6日間は休会することに決定しました。 本日はこれで散会します。
△散会 午前10時11分-----------------------------------
地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。
令和3年11月30日
湖南市議
会議長
菅沼利紀 湖南市議
会議員
副田悦子 湖南市議
会議員
細川ゆかり...